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野本 篤志『家族のケアでがんは消える―患者を生還に導く48 の智恵』


(遊タイム出版,2015)1300円(税別)

がんと診断されたとき、闘病は患者さん本人だけでなく、家族のサポートがとても大切になってきます。
家族は闘病をどのようにしてサポートしていったらいいのか、薬学博士であり、一般社団法人がん患者サポート協会理事長でもある著者が分かりやすく解説している1 冊です。


ポイント

闘病は家族一丸で

がんの発症原因は睡眠、食事、心の問題などによる「がんになりやすい体内環境」。がんを治すということは、単にがんの症状を消すことだけではなく、「がんになりにくい体内環境」に変えることなのです。そのために、何よりもまず必要なのが「自分自身の自然治癒力を信じること」「希望と感謝の気持ちを持って前向きに生きること」など。
ただ、それを患者さん本人だけで成し遂げることは難しいため、家族の存在、そしてサポートがとても大切になってきます。

がん化を防ぐP-53 遺伝子

「がんになりにくい体内環境」をつくるために大事なのが「P - 5 3 遺伝子」です。P - 5 3 遺伝子とは細胞のがん化を防ぐ遺伝子のこと。この遺伝子は心の状態によってスイッチがオン・オフされ、ネガティブ思考だとスイッチがオフになってしまう特徴があります。闘病生活の中でスイッチをオンにするためには、患者さん本人の生き方や考え方を見直すことが必要なのです。
また家族は患者さんからネガティブな情報を遠ざける配慮をしたり、 逆に「がんが治った」という体験談などのポジティブな情報で、希望と勇気を与えたりすることが大切な役割となってきます。

治療の主役は患者さん本人とその家族

患者さん本人の命を守るためには、闘病生活を病院任せ、医者任せにしないことです。大事なことはがんを克服すること。あくまで主役は患者さん本人とその家族であり、病院や医師は脇役に過ぎません。がん治療において、弱者である患者側は「この病院しかない」「この先生しかいない」と思いがちです。
しかし、医師から見れば何十人、何百人の中の1 人にしか過ぎないため、病院や医師に固執しないようにすることや、治療方針に納得がいかなければ転院を検討することなども必要です。

体調管理の目安

長い闘病生活を続けていく上で、家族は常に患者さん本人の体調の変化を気にかけるようにしましょう。
家族が患者さんの体調を簡単に把握するための目安として「食欲」「お通じ」「睡眠」「体温」の4 つがあります。たとえ直近の検査結果が悪くても、この4 つに問題がなければ、実践している治療法ついて自信を持って続けていけると著者は言っています。

【ヒトコト】

長い闘病生活の際に大切なのは、家族一丸となって前向きな気持ちになることです。当書籍にはそのためのヒントが数多く掲載されています。がんを克服するためにも家族の方に読んで欲しい1 冊です。

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