霊芝サプリメントの上薬研究所|契約農家栽培による純国産・高品質の霊芝サプリメント

HOME  >  ブログ  >   書籍   >   生田 哲『がん治療の最前線―もしあなたや大切な家族ががんと診断されたらどうすべきか』

生田 哲『がん治療の最前線―もしあなたや大切な家族ががんと診断されたらどうすべきか』


(SBクリエイティブ,2015)1,100円(税別)

当書籍の著者は薬学博士。アメリカの大学に渡り、研究を続け、イリノイ工科大学の准教授を経て、現在はライフサイエンスライターとして活躍しています。

ガンの治療法というと手術、放射線、抗ガン剤の三大療法がイメージされると思います。

実はこれら以外にも栄養療法、運動療法、代替療法、免疫療法などの治療法があることをご存知でしょうか?
当書籍では最新の科学的論文を基に、ガンのメカニズムや三大療法以外の治療法(とくに栄養療法)にページを割いて、治療効果がより上がる可能性が高い情報をわかりやすく紹介しています。


ポイント

血管新生を抑えることが大事

当書籍ではガンの発生と増殖のメカニズムについてわかりやすく解説しています。

ガン細胞はブドウ糖をエネルギーとして増殖します。そのために自ら血管をつくり出して、血液で運ばれてくるブドウ糖を自身に引き込みます。これを「血管新生」といいます。血管新生を抑えることは、ガン細胞を兵糧攻めにするだけでなく、増殖を抑える効果もあるのです。

三大療法に加えて有効なのが栄養療法

血管新生を抑制する抗ガン剤が開発されましたが、予想以上に副作用が強いことが判明しました。

そこで当書籍では、抗ガン剤や手術といった従来の治療法と併用でき、まったく副作用がない治療法として栄養療法を紹介しています。血管新生抑制に効果がある食材としてキノコ類、ベリー類、フコイダン、青魚(オメガ3)などを挙げている他、ガン治療全般に役立つ多くの食材を紹介しています。

医学界はなぜ新しい治療法を認めないのか?

当書籍では栄養療法が医学界で無視される原因を5つ挙げています。

1つ目は効果が出るまでの期間が長いこと。

2つ目は薬を処方する現在の医療体制が、変化を好まないこと。

3つ目は人々がすぐに効く薬を求めること。

4つ目は医師に対して、製薬会社の非常に強力な販売戦略があること。

5つ目は医学教育において、栄養療法の分野に重きが置かれていないこと。

そのため、主治医が自分の求めることと違う治療を勧めた場合、セカンドオピニオンの採用や主治医を変更することも必要であると著者は述べています。

【ヒトコト】

既存の治療法と一緒に、免疫力を高め、抗ガン作用のある栄養療法を採ることで、ガン治療の効果が高まる可能性が解説されています。もちろんガン予防のためにも栄養療法の考え方は役立つので、日常生活の中で活用してみてはいかがでしょうか?

霊芝サプリメントの詳細・お問い合わせは、下記へどうぞ

ブログ