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小林 弘幸『自律神経を整える 「あきらめる」健康法』


(角川書店,2013)781円(税別)

「自律神経」をご存知でしょうか? 循環器や消化器、呼吸器などの働きを調整する機能を持つ健康維持のためになくてはならないシステム。それが自律神経です。この自律神経のバランスが崩れると健康を害する原因となります。
自律神経はネガティブな感情に支配されることで崩れてしまいます。今回紹介する書籍では、自律神経研究の第一人者である著者が、自律神経のバランスを整え、病気にならない身体づくりについて解説している1冊です。


ポイント

自律神経のバランスが崩れると

自律神経は身体がアクティブ状態になる交感神経と、リラックス状態になる副交感神経の2つから成り立っており、副交感神経を上げ下げすることでバランスをとっています。
ところがネガティブな感情に支配されるとバランスを崩し、血管が収縮し、血球を破壊。血液をドロドロにして、血流悪化を引き起こします。血流悪化に伴い、内臓の機能は低下し、ホルモンバランスも崩れ、肌や髪もみずみずしさをどんどん失います。
この状態が長く続くことで「病気」になっていくのです。

「あきらめる」ことで自律神経を整える

著者曰く、何ごとも「諦めない」でやみくもに頑張り続けていると怒りや不安、緊張などのネガティブな感情が発生し、病気になりやすい環境をつくるとのこと。
そこで著者は「あきらめる」ことを勧めています。「あきらめる」とは、「諦める」ではなく「明らめる」と書きます。「明らめる」とは、「ギブアップ」することではなく、「ここまでやったんだから、これ以上考えても仕方がない」と物事を「明らめ」、前進する勇気を持つことを意味するのです。

ネガティブ感情に支配されない生活習慣

何もしないと副交感神経が下がり、自律神経の力は10年で約15%ずつ低下していくとのこと。その結果、免疫力は低下し、身体全体の老化も進みます。
自律神経の低下を防ぐポイントは、副交感神経を高めて、自律神経のバランスを整えること。そこで著者は以下のようなネガティブ感情に支配されない生活習慣を具体的に挙げています。

1 . 身体をゆっくりと動かすことで呼吸を深くする。
2 . 無理にでも口角を上げ、笑顔をつくるようにする。
3 . 忙しくても週1回、できれば平日に6時間程度の睡眠を取るようにする。
4 . ゆっくり丁寧に文字を書くことで、頭の中を整理する。
5 . 暗いことを考えられないようにスキップする。

自律神経を整えるには、副交感神経を高めて、心身ともにリラックスすることが大切です。
これらのことを実践することで、ネガティブな感情をコントロールすることができます。

【ヒトコト】

ネガティブな感情により、自律神経のバランスが崩れ、その結果、予想以上に身体にダメージを与えていることがわかる1冊です。病気などになると、ついついネガティブな感情になりがちです。
その感情にとらわれ続けないように、「明らめる」習慣をできることから実践し、健康管理をしていきましょう。

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