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若林  理砂『痛くない体のつくり方―姿勢、運動、食事、休養』


(光文社,2015)820円(税別)

頭痛や腰痛、肩こり、首、ひざの痛みなどで悩んでいる人は多いのではないでしょうか。
そもそも痛みとは身体が出している体調不良のサイン。痛みを我慢したり、無視したりすることは得策ではありません。今回紹介する書籍の著者は2 年先まで初診予約が埋まる人気鍼灸師。
その著者が自宅で簡単にできる痛みの解消法を中心に解説している1 冊です。


ポイント

痛みの種類について

痛みは発生してからの時間で次の3 種類に分類できます。

1 . 急 性 期: 痛みが出た直後~ 数日ないし2 週間程度。
2 . 亜急性期: 急性を過ぎてから数か月(一般に3ヵ月ほど)。
3 . 慢 性 期: 亜急性期を過ぎて、痛みが恒常化した状態。

痛みが発生した場合、今がどのような時期かによって対処法が異なります。とくに急性期は安静にし、冷やすことがポイントです。その後、早めに整形外科や痛みを専門とするペインクリニック科で診察してもらいましょう。
急性期の痛みをどのように対処したかで、完全回復するか、慢性化するかが決まりますので、しっかりと対応しましょう。

痛みに対応できる「ペットボトル温灸」

亜急性期以降の痛みは温めることがポイントです。そこで用意するのは蓋がオレンジ色の「ホット専用ペットボトル」。これに水を1 / 3 入れた後、沸騰直前のお湯を2 / 3 入れます。当書籍には痛みに応じたツボが図解されているので、目的のツボの辺りにペットボトルを3 ~ 5 秒押し当てます。「アチッ!」と感じたら離し、また3 ~ 5 秒押し当てるのを3 ~ 5 回繰り返します。
ポイントは1 日1 ~ 2 回、1 つのツボだけで実施すること。複数のツボに行うと、身体への刺激が強くなりすぎて、のぼせ・めまい・吐き気などが発生する場合があるので気をつけましょう。

痛みに即効く「爪楊枝鍼」

ペットボトル温灸で効果が出ない場合は、爪楊枝鍼が効果的とのこと。爪楊枝を1 0 ~2 0 本、爪楊枝の先が水平になるようにして輪ゴムで束ねます。目的のツボに「軽く押し当てては離す」ことを繰り返します。
ポイントはソフトに押すこと。ツボ周辺を確実に刺激することができるのが特長です。

しつこい痛みには「置き鍼」

爪楊枝鍼でも痛みがなかなか取れないようなしつこい痛みに役立つのが置き鍼です。著者がおススメしているのは、セイリン株式会社の「パイオネックス・ゼロ」という丸い絆創膏の真ん中に小さな突起物がついているもの。これを腰や肩、首の押して痛い箇所に貼っていくだけです。

【ヒトコト】

著者も最後に書いていますが、鍼灸・マッサージ・指圧など、各種施術を受けても改善しない身体の痛みはまず、整形外科の受診をお勧めいたします。ここで原因がわからず、時間が経つにつれ痛みが強くなる場合は内科的な不調が原因の場合もあるので、内科を受診してみましょう。決して一人で判断するのではなく、ちゃんと専門家に診てもらうことがポイントです。

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