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奥田 昌子『健康診断 その「B判定」は見逃すと怖い』


(青春出版,2016)880円(税別)

健康診断の検査項目で「B判定(経過観察)」になった場合、その意味を「まだ大丈夫」や「セーフ」と解釈していませんか?実はB 判定こそが今後の健康を維持していくための大事なサイン。
当書籍ではB判定とはどのような意味か、放置するとどうなるのか、そして改善方法にはどのようなものがあるのかを解説しています。

ポイント

B 判定の意味は「アウト」

B判定の意味は「そのまま放置すると症状が更に悪化してしまうので、今のうちに改善してください」ということ。
ところが多くの人は危機感を持たず、そのまま放置することで生活習慣病になりやすくなります。
例えば血糖値でA判定の人が5年以内に糖尿病と診断されるのは200人に1人。ところがB判定の人で5年以内に糖尿病と診断されるのは4人に1人となり、A判定の50倍となります。
そのためB判定と診断されたら、その時点から生活習慣の改善をしていくことが大切なのです。

B 判定を放置してはいけない

B判定を放置すると3つの危険なケースがあります。
1つ目はB判定とB判定が重なる場合。このような人にはメタボリックシンドロームの傾向性があり、高血糖や高血圧、脂質異常症などが重なることで心筋梗塞や脳梗塞などを発症しやすくなります。
2つ目はB判定に+αの要素がある場合。このケースではB判定が1つでも、喫煙などの条件が加わることで動脈硬化などが進行する危険性が高まります。
3つ目はC判定以下だったものがB判定になった場合。改善が見られるとはいえ、まだ症状が進行している状態なので安心はできないということです。

B 判定をA 判定に改善する方法

B判定が出る大きな原因の1つは肥満です。肥満はコレステロールや血糖値、血圧などの数値を悪化させるため、A判定に戻すには日々の食事や運動がポイントになります。
まず肥満解消のために脂肪の摂取量を減らし、炭水化物を1/3カットして通常量に戻します。
コレステロールでは牛肉や豚肉の脂、バター、生クリームなど飽和脂肪酸を含む食品を避けて、サバやアジ、サンマなどの青魚に豊富なDHAやEPAといった不飽和脂肪酸を多く摂ること。
血糖値の改善では野菜、肉、魚などを先に食べてから、ご飯を食べるようにしましょう。
高血圧には「DASH食」という食事療法があり、一般的な食事よりも野菜や果物を多くしたり、魚を増やしたりします。加えて、乳製品を低脂肪にし、肉やお菓子を減らすことで全体的に低脂肪、低カロリーなものにしていきます。
運動では内臓脂肪を落とすだけでなく、血糖値や血圧を下げる働きがあるウォーキングやジョギング、サイクリング、水泳などの有酸素運動を1日30分以上行うと効果的です。

【ヒトコト】

当書籍に書かれている改善策は、B判定以外の人にとっても有効なものです。ぜひ生活習慣を見直して、健康な生活を長く送れるようにしていきましょう。

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