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坪田 一男『1日6時間座っている人は早死にする!』


(ベストセラーズ,2013)743円(税別)

座りっぱなしで、身体を動かさない生活のことを指す「セデンタリー・ライフスタイル」という言葉をご存知でしょうか?WHO(世界保健機構)によると、タバコ、不健康な食事、アルコールの飲みすぎと並んで、ガンや糖尿病、心血管障害、慢性呼吸器系疾患を引き起こす原因となり、年間およそ200万人が亡くなっているといわれています。

今回紹介する書籍では、身体を「動かす」ことの大切さを解説している1冊です。


ポイント

座りっぱなしの生活は、病気を引き起こす原因に

WHOでは「1日10時間以上座っている人は、1日4時間以下の人よりも病気になるリスクが40%高くなる」と発表しました。座り続けると血液の循環が悪くなります。さらに血管壁に軽い炎症が発生し、血管壁を傷つけます。結果、血栓ができ、それが血管内で詰まると、脳血管障害や心疾患などの血管疾患を引き起こすというのです。

また、『ランセット』という権威ある医学誌に「毎日15分間、早歩きなどの中等度の運動をする人は、まったく運動しない人に比べて死亡リスクが14%減り、寿命が3年延びる」と発表されました。

そのため、著者は身体を動かすことを勧めています。

運動で脳も鍛えられる

身体を動かす効用は左記以外にもあります。

それは年齢を重ねるごとに減り続けると思われてきた脳細胞についてです。実は最近の研究から、運動することで脳細胞は増えることがわかってきました。

ジョギングなどの有酸素運動は、脳の海馬にある幹細胞を次々と誕生させます。さらに筋肉を収縮させる運動をすると、脳の成長を助けます。

運動により、脳の能力はアップし、年齢を重ねても今まで以上に学習、記憶、思考、感情のコントロールがうまくできるようになるとのことです。

運動を長く続けるための3つのポイント

健康のためとはいえ、先にも書きました「毎日15分間、早歩きなど」の運動でも「続ける」ことは大変。

そこで当書籍では運動を続けるためのポイントを3つ挙げています。

  1. 自主性を持つこと。「他人から言われた」からではなく、ダイエットなどの目標を持って行うようにしましょう。
  2. 関係性を持つこと。一人だとなかなか運動は続きませんので、一緒にやれる人を見つけるようにしましょう。
  3. 能力に合わせること。無理をせず、自分の身体能力に合った運動から始めるようにしましょう。

これらのポイントを実践することで継続的に運動ができるようになっていきます。

【ヒトコト】

日々、あまり体を動かしていない人には、ちょっと耳が痛い内容です。しかし、今までより少しでも運動をすること、さらに続けていくことで身体の不調が改善されていくことがわかります。最近、身体を動かしていないなと思われる人は、これをきっかけとして、実践してみてはいかがでしょうか?

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