霊芝や高麗人参で256歳まで生きた?中国の漢方医「李青曇」に学ぶ東洋養生論の真髄

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中国に256歳まで生きたとされる男性の文献が残っているそうです。

これまでの歴史の中で確証のある最高齢の人物として知られているのは、122年と164日間を生きたフランス人女性、ジャンヌ=ルイーズ・カルマンさんだ。 しかし、そんな常識の範囲をはるかに超える人物が存在していた可能性がある。「Spirit Science and Metaphysics」に紹介されていた中国の男性は、文献上256年もの年月を生きた。一体どういうことなのだろうか。


(出典:(TABI LABO 原文:Steven Bancarz、翻訳:SHINGO OGAWA)

256歳とは、にわかには信じがたい年齢ですね。政府の記録に残っているというのがすごいところです。漢方医として長寿への効能を学び、霊芝や高麗人参といった薬膳と米酒を飲んでいたのだとか。霊芝が昔から健康を支えてきた存在だったのがよくわかりますね。長寿の秘訣も独特で気になるものです。日本の歴史で考えると、江戸時代(延宝5年)から昭和8年(1677~1933年)まで生きたことになります。まるで仙人のような存在ですね。

この「李青曇(り せいどん)」が驚異的な寿命を全うする中で、毎日欠かさず煎じて飲んでいたと伝えられているのが「霊芝(レイシ)」や「高麗人参」です。漢方の原点である『神農本草経』において、これらは生命を養う「上薬(じょうやく)」、すなわち毎日飲み続けても副作用がなく、体を健やかに保つ最高峰の和漢植物に分類されています。


こんにちは。上薬研究所の田川信子です。健康管理士として16年間にわたり皆さんの食習慣やライフスタイル、健康相談と向き合ってきましたが、私が知りうる最高齢のお客様は「102歳」です。100歳でも十分ご長寿ですが、その2倍以上の「256歳」には本当にびっくりです。

現代の私たちにとって「256歳まで生きる」ことは現実的ではないかもしれません。しかし、ストレスや不規則な生活に囲まれる現代社会だからこそ、彼が実践した「霊芝や高麗人参を取り入れ、日々健やかに身体の土台を調える」という和漢養生の思想は、健やかな日々を重ねるための大きなヒントになるのではないでしょうか。

健康管理士としての視点から、この驚異的な伝説に隠された「日々の養生法」を紐解いていきます。

1. 256歳を生きたとされる漢方医「李青曇」の養生法と遺した言葉

文献によると、李青曇は10歳で漢方医としての道を歩み始め、チベット、アンナン、シャム(現在のタイ)など各地の山野を巡り、植物の採集と研究に没頭したと伝えられています。

彼が周囲から「日々のすこやかさの秘訣」を問われた際、遺した有名な言葉があります。

  • 「心を静かに保ち」(穏やかな精神状態を大切にする)
  • 「亀のように座り」(ゆったりと落ち着き、焦らず過ごす)
  • 「鳩のように活発に歩き」(日常的に適度に体を動かす)
  • 「犬のように眠る」(夜は静かに、十分な休息をとる)

特別な秘薬だけに頼るのではなく、「心の穏やかさ」「適度な身体活動」「しっかりとした休息」という日々の生活習慣を何よりの基本としていたことがわかります。そして、その暮らしの土台を毎日のように支えたのが、彼自身が山野で見極め、煎じ続けた「霊芝」「高麗人参」「クコの実」といった和漢素材でした。

2. 【健康管理士の考察】なぜ「霊芝」と「高麗人参」だったのか?神農本草経の「上薬」理論

健康管理士として李青曇の習慣を考察したとき、最も注目すべきは霊芝と高麗人参の組み合わせにあります。

中国最古の薬物書『神農本草経』では、収載された素材を「上薬(じょうやく)」「中薬(ちゅうやく)」「下薬(げやく)」の3つに分類(三品分類)しています。特定のトラブル時に一時的に用いる「下薬」とは異なり、上薬は「日々のすこやかさを支え、毎日の食習慣として長く取り入れられる素材」と定義されています。

李青曇が毎日煎じていた素材は、まさにこの「上薬」の代表格でした。

素材伝統的な位置づけ伝統的な捉え方現代における役割
霊芝(上薬)穏やかに心身を整える素材心を落ち着かせ、全体の調和を保つストレス社会でのコンディション維持、ゆったりとした夜の時間づくり
高麗人参(上薬)元気を支える素材活力を補い、生命力をサポートするハツラツとした毎日の応援、日中の活動力サポート

東洋の考え方では、バランスが偏らない「中庸(ちゅうよう)」の状態を大切にします。

高麗人参で「日中の活動的な活力」を支え、霊芝で「夜のリラックスや穏やかな調和」を育む。この2つを日常的に組み合わせることで、「活動」と「休息」のすこやかなサイクルを一生涯大切にし続けたのではないかと考察できます。

3. 忙しい現代人が李青曇の知恵から学ぶ「和漢習慣」のコツ

「256歳」という数字そのものは伝説的な逸話ですが、彼が実践した姿勢は現代を生きる私たちの健康づくりにそのまま活かすことができます。

① 即効性ではなく、毎日の「ベースづくり」を意識する

健康食品やサプリメントは、劇的な変化を求めるものではなく、日々の食事を補いながらコツコツ続けていくパートナーです。季節の変わり目や日々の波に揺らぎにくい体づくりを目指し、まずは無理のないペースで続けてみることが大切です。

② 生活習慣とセットで取り入れる

李青曇が「犬のように眠り、鳩のように歩く」ことを重視したように、素材を取り入れるだけでなく、軽いウォーキングをする、就寝前はデジタル機器を置いてリラックスするなど、生活のリズムと合わせることで毎日の調子がより整いやすくなります。

③ 続けやすい良質な形を選ぶ

李青曇のように毎日山へ自生植物を探しに行き、何時間も煎じるのは現代の生活では現実的ではありません。だからこそ、有用成分(霊芝のガノデリン酸などのトリテルペン類、高麗人参のサポニンなど)がしっかり管理されたエキス末や粒タイプなど、手軽に続けられるサプリメントを賢く取り入れるのが現代に合ったスタイルです。

4. 【李青曇と和漢養生】に関するよくある質問(FAQ)

Q1. 李青曇が256歳まで生きたというのは本当ですか?

A. 戸籍制度が整っていない時代の記録であり、学術的に公認された最高齢記録とは異なります。
当時の中国政府の記録や海外メディアで報じられ話題となりましたが、健康管理士の視点では、年齢の真偽そのものよりも「生涯を通じて薬草に親しみ、生活習慣を整え続けた漢方医のライフスタイル」に、現代の私たちが学ぶべき知恵が詰まっていると考えています。

Q2. 霊芝と高麗人参を一緒に摂っても問題ありませんか?

A. はい、食品として一緒に取り入れても問題ありません。
どちらも伝統的に「上薬」として親しまれてきた素材であり、古くから相性の良い組み合わせとして活用されてきた歴史があります。

Q3. 霊芝や高麗人参を飲むだけで健康になれますか?

A. 健康食品はあくまで「毎日の食生活や栄養補給を補助するもの」です。
李青曇が遺した言葉にあるように、穏やかな心、適度な運動、十分な休養というライフスタイルの土台を大切にしながら取り入れることで、日々のすこやかさに役立てることができます。

\李青雲に学ぶ東洋養生/ 毎日のすこやかさを育む霊芝習慣

長寿の仙人が生涯寄り添ったとされる霊芝。
上薬研究所では、国内栽培・本格抽出にこだわり、現代の暮らしに無理なく取り入れられる製品をお届けしています。

5. 健康管理士のひとりごと

256年生きたという李青曇の逸話を目にすると、私たちはつい「特別な秘薬」を思い浮かべてしまいがちです。けれど彼が遺した教えを読み解くと、毎日欠かさず自然の恵みを口にし、穏やかに呼吸し、しっかりと眠るという、驚くほど丁寧で地道な日常の継続でした。

生きている時代や場所は違っても、身体に入れる食べ物や毎日の生活習慣が健康そのものを作る、そんな「根本からの健康づくり」の基本は古来からずっと変わらぬ事実。この先医学がさらに進歩しても、やっぱり健康の土台は日々の小さな積み重ねが作るものなのだと思います。

忙しさに追われる現代だからこそ、一粒の和漢や温かい一杯のお茶を通じて、自分の身体と静かに向き合う時間を大切にしたいものですね。

【執筆・監修】 田川 信子(健康管理士)

著者プロフィール

田川信子のイラスト

【執筆・監修】 田川 信子(たがわ のぶこ)

株式会社上薬研究所 カスタマーサクセス / Webコンテンツ管理担当
保有資格: 健康管理士一般指導員(特定非営利活動法人 日本成人病予防協会認定) / 食品表示検定 中級
統合医療の学術団体事務局を経て、16年間にわたり霊芝製品のカスタマーサポートおよび健康相談窓口を担当。累計1,000件以上のお客様の健康相談に寄り添ってきた経験と専門知識を活かし、安心・安全な生活習慣改善と和漢セルフケアの情報を発信しています。
https://www.joyakuken.co.jp/nobuko-tagawa/