霊芝サプリメントの上薬研究所|契約農家栽培による純国産・高品質の霊芝サプリメント

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2015年

サプリメント健康事典にTHE REISHIが紹介されました!

2015年12月08日 [ メディア ]


12月9日発売の『サプリメント健康事典』に、上薬研究所の霊芝が紹介されました。

食品やサプリメントの最新情報や、サプリメントの基礎知識、身体の悩みに合うサプリメント成分の情報などがまとめられた一冊です。
THE REISHIは安全性や企業姿勢が評価され、「信頼に足る商品」64品のうちの1つとして掲載されました。

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食品開発展2015東京ビッグサイトで開催

2015年10月07日 [ セミナー・イベント ]


2015年10月7日~9日、東京ビッグサイトにて「食品開発展2015」が開催されます。
食品開発展2015とは、食品の機能性・安全性情報のアジア最大の総合展示会です。

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食品、飲料、菓子、サプリメントなどに利用される素材と、安全で高品質な製品づくりのための技術が集まります。美容・アンチエイジング、高齢者向けなどジャンルは様々。食品・健康食品メーカーはもとより、化粧品、医薬品業界からも大きな関心が寄せられています。



健康長寿の秘訣はきのこの「菌活」!?

2015年10月01日 [ 雑記 ]


日本一の長寿を誇る長野県。その健康は「菌」に支えられているのかもしれません。

いつまでも長生きするためには、何が必要なのでしょうか? 2013年に厚生労働省が発表した「都道府県別生命表」で平均寿命が男女ともに第1位となったのは「長野県」。もしかしたら、長野県民の食生活に長寿の秘訣が隠されているのかもしれません。
nikkanCare.ism 2015年6月16日11:12掲載


日本一の長寿県として知られる長野県は、きのこの生産量が日本一。主要きのこの中でもえのきたけ、ぶなしめじ、エリンギが日本一の生産量となっています。健康に良いとして、「えのき氷」も流行りましたよね。長野県民は、このきのこをはじめとした「菌類」を他県民より多く摂っているそうです。ちなみに弊社の霊芝も長野県中野市産です。健康で長生きするためにも、きのこを食べて、今ブームの「菌活」を始めてみてはいかがでしょうか?



男性にもオススメ!きのこで「菌活」

2015年10月01日 [ 雑記 ]


女性を中心にブームとなっている「菌活」ですが、男性にももちろんオススメです!

「菌活」という言葉をご存知ですか?毎日の食事に発酵食品などの菌を取り入れることを指し、美容や健康意識が高い女性に大人気なんです。菌を使った食品といえば、チーズやみそなどさまざまありますが、中でもきのこは菌そのものを食べることができる唯一の食材です。 男性だって、やらなきゃ損!今回は、特に男性が「きのこ菌活」をすることで得られるメリットについてご紹介したいと思います。
東洋経済ONLINE 2015年6月25日掲載


菌活といえば健康維持の他、美容やダイエットに関する情報が多く出ているため、女性のイメージがやや強いです。しかし疲労臭防止や二日酔い防止など、男性も気になる情報がたくさん。菌活の良いところは、普段の生活に無理せず取り入れることができること。これからますます秋が深まり、きのこのおいしい季節になります。気になるけれどまだやっていない、という方も、これを気に「きのこ菌活」を試してみてはいかがでしょうか?



「菌活」生活で腸を元気に

2015年10月01日 [ 雑記 ]


最近、ブームになっている「菌活」。今日から始められる、手軽な健康生活です。

腸が元気であれば、健康や美容にいいことはご存知ですよね。 そんななか、最近ひそかに「菌活」注目を浴びています。「菌活」とは、発酵食品を積極的に食生活に取入れること。
日刊アメーバニュース 2015年9月15日21:00掲載


バランスの良い食生活、というのは健康の基本です。摂取した栄養は腸で吸収されますが、腸が汚れていたらうまく吸収できないですよね。便秘になると排出されるはずだった老廃物が体内に留まり、毒素が腸で再吸収され、血液に乗って全身をめぐってしまいます。
また、腸には免疫機能の約6割がありますので、腸の健康を保つのは大切なことです。
普段の食生活から少し腸に意識を向けた「菌活」は、健康維持にぴったりですね。



「うつ」治療にターメリックが効果的 カレーで改善なるか

2015年10月01日 [ ニュース ]


多くのスパイスが使用されているカレー。そのスパイスに含まれる「クルクミン」はうつ病に効果的であるということが明らかになりました。

カレーが健康に良いと注目されているのをご存知ですか。そのヒミツは、カレーに使われる多くのスパイスによるもので、刺激的な味や香りの成分には食欲・消化促進のほか、免疫力アップに美肌効果などなど、様々な健康パワーがあることがわかってきています。疲れているときこそ、食べたいのがカレーなのですが、最近、体だけでなく「心の疲れ」にも効果を発揮することが明らかになりました。なんとカレーはうつ病にも効くというのです。
日刊アメーバニュース 2015年9月23日06:05掲載


少々の体の疲れは休めば回復しますが、心に負ったトラウマなどは、そうやすやすと消えるものではないですよね。うつ病やアルツハイマーなども、もちろん。薬での治療を続けていくのも大変です。
カレーにはスパイスが豊富で健康に良いという認識はありましたが、心の疲れにも効果があるとなると、とても嬉しいですね。
もはや「日本食」となった日本のカレーから本格的なインドカレーまで、手軽に食べることのできる現代。おいしく食べて、心身ともに健康維持をしていきましょう。



千葉県銚子市が妊活、シニア、企業向けの健康ツアー開発中

2015年09月30日 [ ニュース ]


千葉県の銚子市が健康志向の「調子が良くなるツアー」を開発中です。

銚子市で「ちょうしがよくなるツアー」作りが進んでいる。豊かな自然や食材を生かした健康志向の企画により、「銚子に来れば、体や心の調子が良くなる」とPRを目指す。それで旅行客が増えれば、「銚子が良くなる」というわけだ。
apital 2015年9月27日掲載


「心身ともに調子が良くなるアクティブシニアツアー」や「会社の調子が良くなる社員研修旅行ツアー」、「妊活の調子が良くなるツアー」など、銚子の豊かな地域資源を活かした「健康旅行」があるようでとても気になりますね。東京からも近く、自然豊かな中でリフレッシュすることができそうです。



健康アップに効果 近所付き合いや社会とのつながり

2015年09月29日 [ ニュース ]


地域活動への参加や近所付き合いなどが、健康に関係することがわかりました。

近所付き合いなど社会とのつながり(ソーシャルキャピタル)と健康度に一定の相関性のあることが、慶応大が宮城県栗原市と行った研究で分かった。関連性はここ10年間、国内外で注目されてきたが、栗原市であらためて確認された。行政による健康福祉政策や予防医療現場での活用が期待される。
河北新報ONLINE NEWS 2015年9月24日掲載


高齢化社会となり、高齢者のひとり暮らしが増えている中、「いきいき健康サロン」のような取り組みがあるのはいいですね。厚生労働省の調べによると、最近は近所付き合いも大幅に減少しているとのこと。健康面で期待できることはもちろん、何かあったときに助け合えるような地域になればさらに嬉しいですね。退職したりするとなかなか社会とのつながりを持ちづらくなりますが、積極的に地域づくりに参加されてみてはいかがでしょうか。



認知症の国際会議、17年に京都で開催

2015年09月11日 [ ニュース ]


認知症の国際会議が、2017年に京都で開催されることが決まりました。

認知症の人や家族、医師、研究者らが集う国際会議が2017年4月、京都市で開催されることが決まった。公益社団法人「認知症の人と家族の会」が1日、発表した。国際アルツハイマー病協会(ADI)との共催。10年後の25年に国内の高齢者の5人に1人が認知症となる時代を見据え、認知症の人が地域で生きていくための社会づくりを考える。
朝日新聞DIGITAL 2015年9月1日14:37掲載


認知症の国際会議が日本で開催されるのは、2004年に続き2回目です。認知症高齢者の数は2012年の時点で、全国に約462万人とされています。厚生労働省は、2025年には約1.5倍の、700万人を超えるとの推計値を発表。2014年の時点で65歳以上の高齢者の7人に1人が認知症といわれていますが、これが2025年には5人に1人となるとされています。また、糖尿病を患っている方は、アルツハイマー型認知症を発症するリスクが約2倍に上昇するという調査結果も出ています。誰でも発症するリスクはありますが、普段からの生活管理が認知症予防につながることがわかっています。一人ひとりの日ごろからの健康意識が必要ですね。



奈良県で「漢方ツアー」漢方と温泉で健康に

2015年09月11日 [ ニュース ]


奈良県と奈良交通が連携し、11月に漢方バスツアーを運行することがわかりました。

漢方と温泉で健康に!漢方薬の産業化など新たなビジネスモデルの構築に力を入れる県が奈良交通(奈良市)と連携し、県内の漢方ゆかりの地をめぐるバスツアーを企画、11月に運行することが分かった。担当者は「漢方だけでなく、温泉や紅葉狩りも楽しめるツアー内容となっている。心も体もリフレッシュしてほしい」とPRしている。
産経ニュース 2015年8月28日07:07掲載


推古天皇が薬狩りをしたというほど、奈良県は古くから薬用植物の栽培が盛んだったのですね。女性を中心に注目を集めている漢方。机に向かって勉強するのももちろんいいですが、外へ出かけて漢方を体感するというのも、思い出に残っていいですね。洞川温泉での宿泊に薬膳料理、紅葉狩りも盛り込まれているということなので、気軽に楽しめそうです。



日本の男女が「健康寿命 世界一」に

2015年09月09日 [ ニュース ]


米ワシントン大などの国際チームが、英医学誌「ランセット」に、「健康寿命」が世界で一番長いのは日本人の男女だという調査結果を発表しました。

日本は男女ともに「健康寿命」が世界で最も長いという調査結果を、米ワシントン大などの国際チームが27日付の英医学誌「ランセット」に発表した。健康寿命は、病気などで日常生活が制限されることなく、自立的に生活できる期間。世界保健機関(WHO)が健康の指標として提唱。日本もその延伸を健康目標の柱に掲げている。
YOMIURI ONLINE 2015年8月29日10:09掲載


日本人の平均寿命が長いのはどなたもご存知かと思います。しかし、いくら健康でも入院したり、介護が必要な状態が長く続くのは苦しいですよね。近年では、長寿だけではなく「いかに健康な毎日を過ごせるか」という「健康寿命」が重要視されています。

日本はこの健康寿命が男女ともに世界のトップとなりましたが、それでも平均寿命と健康寿命の間には男女ともにおよそ10年前後の差があります。つまり、10年前後は「誰かの介抱なしに一人では生活できない状態」ということです。

できれば、健康な状態が長く続く方が良いですよね。病気になってからではなく、健康な時から気をつけておきたいものです。



千葉大学セミナー「最近の『うつ』の診断と治療」

2015年09月09日 [ セミナー・イベント ]


2015年10月9日、千葉大学医学部記念講堂にて、「うつ」に関する市民セミナーが開催されます。

近年若年層に急増している「非定型うつ病(新型うつ)」や従来型のうつ病である「メランコリー型う つ病」の診断基準や治療方法等について、精神医学教室教授のセンター長がわかりやすく解説し ますので、地域の皆様の健康管理にお役立ていただきたいと思います。
産経ニュース 2015年9月8日20:44掲載


うつ病といえば、自責感や罪悪感が強くなったり、何に対しても気力が失われているような病状をイメージしますが、最近ではこれにあてはまらない「非定型うつ病(新型うつ)」もよく耳にするようになりました。うつ病の症状で悩まれている方や、周囲にうつ病の方がいる場合はもちろん、そうでない方も、理解を深めるために足を運ばれてみてはいかがでしょうか。



霊芝や高麗人参で256歳まで生きた?中国の漢方医「李青曇」

2015年09月08日 [ 雑記 ]


中国に256歳まで生きたとされる男性の文献が残っているそうです。

これまでの歴史の中で確証のある最高齢の人物として知られているのは、122年と164日間を生きたフランス人女性、ジャンヌ=ルイーズ・カルマンさんだ。 しかし、そんな常識の範囲をはるかに超える人物が存在していた可能性がある。「Spirit Science and Metaphysics」に紹介されていた中国の男性は、文献上256年もの年月を生きた。一体どういうことなのだろうか。

TABI LABO 原文:Steven Bancarz、翻訳:SHINGO OGAWA

256歳とは、にわかには信じがたい年齢ですね。政府の記録に残っているというのがすごいところです。漢方医として長寿への効能を学び、霊芝や高麗人参といった薬膳と米酒を飲んでいたのだとか。霊芝が昔から健康を支えてきた存在だったのがよくわかりますね。長寿の秘訣も独特で気になるものです。日本の歴史で考えると、江戸時代(延宝5年)から昭和8年(1677~1933年)まで生きたことになります。まるで仙人のような存在ですね。



和漢素材のキノコ「霊芝」がインフルエンザ薬に?九州大学が発表

2015年09月03日 [ ニュース ]


九州大学が「霊芝に抗インフルエンザ薬のリード化合物を発見した」と発表しました。

古くから和漢薬に用いられ、数々の薬効が伝承されている マンネンタケ科のキノコである霊芝(レイシ、Ganoderma lingzhi)から抗インフルエンザ薬のリー ド化合物(※1)を発見しました。 研究グループは、霊芝に含まれているトリテルペノイド(※2)の一種であるガノデリン酸 T-Q およ びガノデリン酸 TR が、H5N1 および H1N1 型インフルエンザウイルスのノイラミニダーゼ(NA)(※ 3)を強力に阻害することを見出しました。

「九州大学PRESS RELEASE」2015年8月27日

新型が登場したり変異したりと毎年猛威を振るっているインフルエンザウイルス。霊芝のエキスでこのインフルエンザウイルスに効果があらわれるとなると、すごいことですね。論文を発表したのは九州大学大学院農学研究院の清水邦義准教授らの研究グループ。

なお、この論文は世界で最も権威あるイギリスの学術誌『Nature(ネイチャー)』の姉妹誌であるオンライン科学誌『Scientific Reports(サイエンティフィック・リポーツ)』に掲載されました。

古くから珍重されてきた霊芝には数々の働きが伝承されてきましたが、これからさらに科学の力で解明されていくのが楽しみです。



『林修の今でしょ!講座』 高血圧、夏かぜ、ダイエットには牛肉

2015年08月19日 [ メディア ]


2015年8月18日放送の「林修の今でしょ講座」(テレビ朝日)で、「病気のサインと体調にあった牛肉の食べ方」という内容が放送されました。

血圧が高めの人には、血管をしなやかにして血圧を下げてくれる「サーロイン」、夏かぜには免疫力を上げる「テール」、夏バテには貧血予防に効果的な「レバー」。さらにダイエットには、脂肪を燃焼させる「ヒレ」など、症状に合わせたオススメの牛肉の部位が紹介されました。

これからは部位ごとの栄養成分を調べて、体調に合わせて摂りたいですね。



『世界一受けたい授業』 お腹の張りの原因「腸内ガス」解消法

2015年08月16日 [ メディア ]


2015年8月15日放送の「世界一受けたい授業」(日本テレビ)で腸内ガスについての内容が放送されました。

不規則な生活やダイエット、ストレスなどによりたまる腸内ガス。溜まりすぎると腸に穴が開く「大腸憩室炎(だいちょうけいしつえん)」という病気になることもあるそうなので、気をつけたいですね!



『主治医が見つかる診療所』 血液・血管を改善するちょい足し食材 お酢

2015年08月11日 [ メディア ]


2015年8月10日放送の「主治医が見つかる診療所」(テレビ東京)で、お酢の働きが取り上げられました。

身体に良いイメージのあるお酢。最近の研究で、毎日大さじ1杯のお酢を摂取することは、血液や血管に健康効果があることがわかってきたそうです。

具体的には血圧を下げる効果や血液中のコレステロールと中性脂肪を下げる効果、内臓脂肪を減らす効果など。納豆に酢を加えるなどで良いそうなので、手軽でいいですね!



乳製品摂取と生活習慣病がテーマのセミナー

2015年08月05日 [ セミナー・イベント ]


東京・大手町にて、乳製品摂取と生活習慣病をテーマにしたセミナーが開催されます。

Jミルクは9月15日、大手町サンケイプラザにおいて、今年度第2回目となる「第40回メディアミルクセミナー」を開催する。 今回は、岐阜大学大学院医学系研究科の永田知里教授を講師に招き、牛乳・乳製品摂取習慣とがん・循環器系疾患・糖尿病などの生活習慣病の発症リスクとの関わりをテーマに開催される。

「JAcom農業協同組合新聞【電子版】」2015年8月5日掲載

乳製品と、がんや循環器系疾患、糖尿病などの生活習慣病は具体的にどのような関係があるのか?気になるセミナーが開催されるようです。

健康は、日々の食事、運動、睡眠などによって作られています。病気になってから気をつけるのでは、大変な苦労を伴います。病気にならないよう、できれば体に良い食事を続けたいですよね。栄養豊富な食材はたくさんありますが、より深く知識を得ることで病気予防に活かせるのではないでしょうか。



メナード化粧品が霊芝に肌の老化を防ぐ効果を発見

2015年07月15日 [ ニュース ]


日本メナード化粧品が、霊芝に肌の老化を防ぐ作用があることを発見したと発表しました。

日本メナード化粧品(名古屋市中区、野々川純一社長、052・961・3181)は、漢方薬にも使われるキノコ赤霊芝(写真右)と黒霊芝(同左)の油性成分に、肌の老化を防ぐ効果があることを発見した。化粧品に配合して商品化する予定。

「日刊工業新聞」2015年7月15日掲載

とくに女性にとっては気になる話題ですね。年を重ねても若く見える人は、たいていお肌にハリがあってツヤツヤしているイメージがあります。普段の食生活や運度など規則正しい生活が大切なのはもちろんですが、老化防止の期待ができる化粧品があるなら、それはそれで試してみたいものです。もし実用化されたら、霊芝は食べてもつけても役に立つキノコになりますね!



脂肪と糖の研究室

2015年06月24日 [ 団体 ]


脂肪と糖について研究している団体があるそうです。

「脂肪と糖の研究室」

『脂肪と糖の研究室』は、丼、ラーメン、パスタ、うどん、カレーライスなど「脂質」と「糖質」両方がたっぷりの現代食を、より健康的にエンジョイする為の情報発信を目的に発足しました。適度な運動や適切な食事の習慣化を「どうヘルシーに楽しむか」、様々な情報発信と問題提起を通じ、皆さんと共に考え・応援していくことを目的として活動してまいります。

テレビCMの影響でしょうか。最近は脂肪と糖についてよく耳にしますね。この「脂肪と糖の研究室」は一般向けの団体ではありませんが、サイトには脂肪と糖についてのデータや食文化についての情報が掲載されています。改めて、今話題の脂肪と糖について目を向けてみてはいかがでしょうか?

健康に生活するために欠かせない食事。自分の食生活について、見直すきっかけになるかもしれません。



ダイエットにはキノコ?

2015年06月24日 [ ニュース ]


世界で最も権威あるイギリスの学術誌『Nature(ネイチャー)』に、「霊芝がマウスの肥満を抑えることが実証された」という内容の論文が掲載されることになりました。

漢方薬に用いられる霊芝(Ganoderma lucidum)というキノコがマウスの腸内微生物叢の構成を変えて、肥満を抑えることが実証されたという報告が、今週掲載される。この研究結果は、霊芝を用いた栄養補助食品が肥満とそれに関連した疾患の治療に有用な可能性を示唆しているが、ヒトにもこうした作用があることを確認するにはさらなる研究が必要だ。

「natureasia.com」2015年6月24日掲載

霊芝抽出物を混ぜたエサと、高脂肪のエサを食べたマウスでは、霊芝と合せたエサを食べた方が体重増加を抑えられたそうです。そしてなんと、霊芝の抽出物を混ぜたエサを食べていたマウスの糞を、他のマウスの腸内に移しても、霊芝を食べるのと同様の体重抑制効果が見られたのだとか。

腸内環境を良くすることは、今回のマウスの実験のようにダイエット効果はもとより、自分自身の健康維持に大切なことです。
サプリメントで摂って、ヒトでも効果が立証されることを期待したいですね。



松生 恒夫『老いない腸をつくる』

2015年05月25日 [ 書籍 ]



(平凡社,2013)760円(税別)

セカンドブレイン( 第二の脳)とも称され、脳の指示を受けなくても活動できる臓器として注目を集めている腸。

また、腸内には人体の免疫機能の約60%が存在するなど健康のためには非常に重要な臓器でもあります。この腸がもつ様々な機能は20歳をピークに75歳では約30%も低下するといわれています。原因は「加齢」です。

加齢による機能低下は避けられない現象なのですが、そのスピードを遅らせることは可能であると当書籍の著者は説いています。それが「アンチエイジング」ならぬ「スローエイジング」の考え方です。

当書籍では腸の働きや役割を分かりやすく解説するとともに、スローエイジングのために必要な食事法や食材を提案しています。


ポイント

腸が悪くなる原因

腸は加齢とともに機能低下し、働きが衰えてきます。加えて、その衰えを促進しているのは腸内環境の悪化です。腸内環境の悪化の原因は食生活の変化、体内リズムの乱れ、ストレス、運動不足などの生活習慣なのです。

機能の衰えを遅らせるために

日々、これらの原因となる生活習慣に気をつけることが「スローエイジング」のためにも大事になってきます。ポイントとなるのは運動(ウォーキング)、食生活の見直し、保温などです。

腸は運動をすることで活動する臓器なので、意識的に身体を動かすということを心がけましょう。

また、食生活では積極的に食物繊維の多い食事や動植物性の乳酸菌摂取が効果的です。

当書籍では昔の和食摂取が推奨されています。加えて、バナナ、リンゴ、キウイフルーツ、プルーンなどは腸の機能低下を遅らせる効果があるとのことで毎日、摂取することもおススメです。最終章には献立例も掲載されています。

【ヒトコト】

ガンや肺炎など免疫力の低下による原因で体調を崩したり、最悪、死亡してしまう人が増えています。いつまでも健康体でいられるためには人体の免疫機能の約60%をしっかりと働かせることが大事です。そのためにも毎日の生活習慣を見直してみませんか?



秋下 雅弘『薬は5種類まで―中高年の賢い薬の飲み方』

2015年05月25日 [ 書籍 ]



(PHP研究所,2014)800円(税別)

年齢を重ねていくと病気になりやすくなり、病院に行くと様々な種類の薬を処方されます。

しかし、それらの薬には「副作用」があることをご存知でしょうか?

当然ですが薬の種類が増えれば増えるほど身体に対するリスクも増えてきます。とくにシニアになると薬が効きすぎたり、複数の薬の飲み合わせでより副作用が出やすくなったりということが問題になってきます。飲む薬がどんどん増えることで更に副作用のリスクが高まってくるのです。

当書籍の著者は東大病院の「老年医学」専門医。その著者が子供には子供の医薬品の飲み方があるようにシニア以降の賢い薬の飲み方があると解説している1 冊です。


ポイント

シニアは薬が効きすぎる

胃薬を飲んだら意識がもうろうとしてしまうような事例が発生しています。当然、医師はこれを薬の副作用によるものであると認識しません。結果、本来は必要がないふらつき防止の医薬品が処方されます。

実は薬の副作用は年をとるほど発症しやすく、とくに問題になるのが「効きすぎる」ということです。

シニアは若いころと同じ用法容量で飲んでいると効きすぎて危険な場合があります。

また、老化により複数の病気を発症し、薬が増えていくことがあります。これら複数の薬を多く飲むことを「多剤併用」といいます。「多剤併用」の一番の問題は薬同士の相互作用です。3種類以上の薬を飲んでいる人は多くいますが、実は3種類以上薬を飲んだ場合の相互作用のデータが存在しないという事実があります。

著者は飲む薬を5種類までに抑えることを勧めています。薬が6 種類を超えると副作用が15%くらい跳ね上がるためです。副作用防止のためにもその薬が本当に必要なのかを今一度、確認することが大切です。

【ヒトコト】

当書籍で最大のポイントはシニアには飲むべきでない薬があることです。

日本老年医学会ではシニアに問題が多い薬を「慎重投与薬」と呼び、具体的な商品名を挙げて公表しています。高血圧などの病気ごとの薬の飲み方なども著者が具体にアドバイスをしています。

医薬品を飲まれている方は一度、目を通してみてはいかがでしょうか?



板倉 弘重『なるだけラクして内臓脂肪を減らす―最新の研究に基づくすぐできる55の方法』

2015年05月25日 [ 書籍 ]



(KADOKAWA/角川書店,2014)800円(税別)

日本人の死因の上位である心臓病(第2位)と脳卒中(第4位)。メタボリックシンドロームになると糖尿病や高血圧、脂質異常症(高脂血症)から動脈硬化を進行させ、結果、心臓病や脳卒中を引き起こします。

これらを予防するためにも内臓脂肪を減らし、肥満体形を解消することが大切です。しかし、内臓脂肪を減らすためには運動や食事制限など様々な苦労がつきまといます。当書籍ではそのような苦労をしないで内臓脂肪を減らす55の方法を紹介しています。


ポイント

とんかつ屋とそば屋、太りやすいのはどっち?

お腹周りが気になってくると外食でもできる限りお肉や揚げ物などカロリーの高いものを避けようとします。しかし、そば屋で「丼ものと麺類セット」を頼むより、とんかつ定食の方が内臓脂肪を減らすにはいいのです。「丼ものと麺類セット」の場合、ダブル炭水化物となり、太りやすくなります。とんかつ定食はたんぱく質や野菜も取れるためダブル炭水化物よりもヘルシーなのです。

5分のウォーキングでも脂肪は落ちる

以前は30分以上歩かないと脂肪燃焼しないと言われていたウォーキングですが、最近の研究では少しの時間でも歩くことで脂肪燃焼に繋がることが分かってきました。

【ヒトコト】

内臓脂肪を減らすということはハードなイメージがあります。しかし、当書籍ではちょっとしたことの積み重ねで内臓脂肪が減らせる工夫が多く掲載されているため、非常にハードルが低くなっています。1つでも実践し、内臓脂肪を減らして、充実した毎日を送れるようにしましょう。



牧田 善二『糖尿病で死ぬ人、生きる人』

2015年05月25日 [ 書籍 ]



(文藝春秋,2014)750円(税別)

生活習慣病の1つである糖尿病は進行していくと合併症( 糖尿病神経障害、糖尿病網膜症、糖尿病腎症など)を併発し、最後には人工透析になってしまう怖い病気です。糖尿病全般の一般的な治療法は血液検査の項目にもある「H b A 1 c を下げる」ことで、そのために日々の食事のカロリー制限をすることが主流となっています。

今回、ご紹介する書籍の著者は糖尿病専門医です。著者が当書籍の中で大きなポイントとして挙げていることは、合併症を併発した場合、「HbA1cを下げる」ことだけでは治らないということです。

当書籍では血糖値を下げるための「正しい」治療法だけでなく、合併症の最先端治療なども紹介しています。

加えて医薬品をどのように投与すれば糖尿病治療で効果が出やすいのかなどの実例報告、さらには糖尿病患者が罹りやすい病気に対しての予防や早期発見についても解説されています。

これ1冊で最先端の糖尿病治療が丸ごと分かる内容となっています。


ポイント

合併症の原因は「AGE」

合併症が起きる最大の原因は、高血糖によってA G E( 終末糖化産物) と呼ばれる糖分とタンパク質が結合した物質にあります。AGEは一旦できると、血糖値をコントロールしたとしても消えることなく、血管に残存する厄介な存在です。

そしてAGEは十数年という時間をかけ、血管などにダメージを及ぼしていきます。この血管などに対するダメージが結果として様々な合併症を引き起こしているのです。

血糖値やHbA1cを過剰に気にしない

一般的な糖尿病合併症治療の方法は日々の食事のカロリー制限によって「HbA1c」を下げることです。

しかし、当書籍では合併症治療にとって大切なのは食事のカロリー制限ではなく、炭水化物の制限であると言っています。炭水化物は糖質なので、全体的なカロリー制限をしても糖尿病の原因となる糖分を排除しない限り、糖尿病は改善されないのです。

この治療方針でいくと従来の糖尿病治療の検査項目である「血糖値」や「HbA1c」よりも尿アルブミン値が正常値になっていることが治療をしていく上でも非常に大切なことであると著者は解説しています。

【ヒトコト】

糖尿病は近所の病院でも治療を行っています。しかし、著者のように積極的に海外の情報収集をしている糖尿病専門医でないと効果が出る治療方法などを知る術がなく、昔ながらの治療を続けてしまう恐れがあります。

そのため、海外では「常識」になっている治療方法でも日本の医師の中では未だ「異端」扱いされてしまうこともあります。結果、糖尿病患者にとっては効果が芳しくない治療方法を延々と受け続けることになり、病状を悪化させてしまうことにもなっています。

万が一、糖尿病になった場合は、著者のような糖尿病専門医に診断を受け、治療内容について理解・納得できるまでしっかりと相談することが大切です。



根来 秀行『血管を「ゆるめる」と病気にならない』

2015年05月25日 [ 書籍 ]



(青春出版社,2014)830円(税別)

今回、ご紹介する書籍の著者はハーバード大学医学部客員教授です。著者がハーバード医学研究の血管に関する最新情報を分かりやすく解説しています。当書籍でも取り上げられていますが、生活習慣病になる大きな原因の1 つとして血管の様々な障害による血流悪化が挙げられます。

当書籍では血流悪化を改善するために必要なのは血管、とくに毛細血管を「ゆるめる」ことが大事であると書かれています。そのために必要なものとして「睡眠」の重要性を挙げています。

他にも食事や運動のコツなども解説されており、血管を「ゆるめる」ことで健康になる方法がコンパクトにまとめられています。


ポイント

毛細血管をゆるめることで病気予防

全身の血管の9割は毛細血管です。

毛細血管は非常に細く、もろい血管なので、血流悪化や詰りなどにより、すぐに影響を受けてしまいます。毛細血管の血流悪化は冷えや胃炎、更には認知症まで様々な病気を発症する原因となります。

つまり、病気の予防には毛細血管の状況が非常に重要になってくるのです。

夜のメンテナンス時間帯を大切に

血管をゆるめる働きがあるのは自律神経のうちリラックス時や睡眠時などに働く「副交感神経」です。

夜、睡眠中に副交感神経が働くことで身体は積極的にメンテナンスを行います。とくに血管はリラックス時にゆるんで広がります。

その結果、身体の隅々まで酸素や栄養素が行き渡り、身体は元気になっていくのです。

【ヒトコト】

睡眠中は身体にとって大切なホルモンが分泌され、身体のメンテナンスをして、更には免疫力を
高めているためです。

睡眠の質を維持するために必要なことは「早起き早寝」で夜の7 時間を睡眠に充てることだと書
いています。毎日、質のよい睡眠を取り、病気予防をしていきましょう。



南 清貴『じつは怖い外食 ~サラリーマンランチ・ファミリー外食に潜む25の危険~』

2015年05月25日 [ 書籍 ]



(ワニブックス,2014)800円(税別)

今回、ご紹介する書籍の著者は外食産業などに精通しているフードプロデューサーです。

当書籍の中で著者は「安全」と思われてきた日本の外食産業に警鐘を鳴らしています。そこには安くて、美味しいものの提供という美名の下に様々な「ひずみ」が起こっていることが分かります。

この「ひずみ」のため提供される料理によっては、摂り続けることで健康問題を引き起こす可能性もあり、その深刻さは一読の価値ありの内容となっています。


ポイント

偽装されるお米

外食につきもののライス。実は原産地偽装をした粗悪な中国産の米が店舗によっては使用されていることがあるそうです。粗悪さを偽装するために精米改良剤という石油精製されてできた化学薬品を使用し、酸化した臭いを防止し、甘みをつけ、新米のような白い光沢を出している場合があるとか。

成形肉によるステーキ

低価格で提供するために店舗によってはくず肉を集めて固めた成形肉が使われていることがあるようです。

肉を固めるために重合リン酸塩、ポリリン塩酸、ピロリン塩酸などの結着剤が用いられる。更に固めた肉は硬いため、化学的に合成された「たんぱく質分解酵素」を使って柔らかくし、脂身や卵白などを加え、何層かに重ねてからプレスして作られていると。

つまり、様々な添加物が一枚肉と思っていたものに使われているということでした。

【ヒトコト】

当書籍では他にも衝撃的な内容が多く含まれています。

冷静な目で見れば書かれている内容をなるべく避けることだけでもより楽しい外食が摂れ、健康へ影響を少なくすることができます。それ以上に改めて家庭料理とのバランスも大切さであると感じた1冊でした。



生田 哲『マンガでわかる自然治癒力のしくみ』

2015年05月25日 [ 書籍 ]



(SBクリエイティブ,2014)1,100円(税別)

病気になったとき、私たちの身体では自ら病気を治そうとする力が働きます。それが「自然治癒力」と呼ばれるものです。

自然治癒力とはいったいどのようなものなのか?当書籍では自然治癒力が働くためのしくみや力を発揮するためのポイント、食生活における注意点などが具体的に分かりやすく解説されています。


ポイント

精神力に左右される

自然治癒力が発揮される前提は脳、免疫系、内分泌系の3 つが密接に連携し、バランスをとっていることです。

とくに前向きな考え方を持ち続けると脳からの伝達物質(ホルモン)によって、自然治癒力はさらに力を発揮します。結果、ガン細胞の増殖抑制などにも一定の効果が出ていることが解説されています。このことからもできる限り「ポジティブ思考」を習慣化することが大切となってきます。

ストレス解消で自然治癒力アップ

過度のストレスは自然治癒力を発揮するための脳、免疫系、内分泌系のバランスを崩すだけでなく、病気の原因になることが解説されています。

過度のストレスを解消する有効な方法として挙げられているのは運動とユーモアです。とくにユーモア、つまり笑うことは病気に対して一定の効果があり、このことについては国内外の研究で明らかになっています。

病気になるとついつい精神的に沈みがちです。このようなときこそコメディー映画やお笑い番組など自然と笑えるような媒体に触れ、自然治癒力アップを図ることが大切となってきます。

【ヒトコト】

自然治癒力は人体に備わったとても大事な力です。病気になった場合、治療と共に自然治癒力をしっかり発揮させることは、治療効果の面でも非常に有効です。

そのため、日常のちょっとした考え方や生活習慣を見直して、日頃から自然治癒力をしっかり発揮できるようにしましょう。



溝口 徹『「疲れ」がとれないのは糖質が原因だった』

2015年05月25日 [ 書籍 ]



(青春出版社,2014)840円(税別)

最近、身体の「疲れ」がとれないと訴える人が増えています。今回ご紹介する書籍では今まで健康に生活していた人が、あるとき原因不明の激しい倦怠感に襲われ、社会生活に支障をきたす「慢性疲労症候群」という病気について取り上げています。

根本的な原因が分かっていない慢性疲労症候群の中でも治療効果がなかなか上がらないタイプの原因は糖質過多の食事で「副腎」という臓器が弱っているからだということが分かってきました。

当書籍では食事( 栄養)の摂り方と疲労が密接に結びついていることを解説し、そのメカニズムと解消法を提示しています。


ポイント

疲労と副腎の関係

人体はストレスを感じると血圧、血糖、免疫機能などを正常に保つために副腎がコルチゾールというホルモンを分泌します。

大きなストレスや長期間に渡るストレスが続くと副腎はホルモン分泌の限界を超えて「副腎疲労」という状態になり、慢性疲労を感じるようになります。

栄養バランスの崩れが疲れを蓄積

現代人の主食はお米、パン、麺類など糖質の摂取過多の状態です。過多の糖質が体内に摂取されると血糖値は乱れます。副腎は血糖値の乱れを抑えるためにコルチゾールを分泌し続けることで疲労し、慢性疲労症候群の原因の1 つとなります。

また、過多に摂取された糖質はエネルギー源となりますが、その代謝の過程で大量の乳酸が発生します。乳酸を処理するためには多くのビタミンB群が消費され、体内ではビタミンB群不足となります。ビタミンB群不足は疲れやすい、寝ても疲れがとれないなどの原因となるのです。

【ヒトコト】

当書籍では、栄養バランスのいい食事を摂ることで疲労は解消されると解説されています。

疲れがなかなか抜けないと感じるようでしたら、当書籍にも書いてある糖質制限やビタミンB群を中心としたビタミン・ミネラル類の摂取、高たんぱくの食事メニューを実践されてみてはいかがでしょうか?



山本 竜隆『自然欠乏症候群―体と心のその「つらさ」、自然不足が原因です』

2015年05月25日 [ 書籍 ]



(ワニブックス,2014)800円(税別)

身体に不調を感じ、病院で検査を受けるも「異常なし」といわれてしまう。具体的な病名はつかないが、健康とはいえない。いつも体調がすぐれず、憂うつな気分になる・・・・・・。

これらの原因の1つは「自然」に触れる機会が不足して起こる「自然欠乏症候群」と呼ばれるものかもしれません。

現代人の多くはアスファルトやコンクリートに囲まれた環境で生活しています。そのため、自然と触れ合う機会が少なく、そのことが原因で身体に変調をきたすようになってきているのです。

医学の父といわれるギリシャのヒポクラテスは「人間は、自然から遠ざかるほど、病気に近づく」という言葉を残しました。

当書籍では自然欠乏症候群になる原因と日常生活における解決法などを解説しています。


ポイント

ほとんどの人が自然欠乏症候群

当書籍には自然欠乏症候群かどうかを判断する箇所があります。そのチェックリストには「携帯電話やパソコンに接することが少ない」などの項目が挙げられており、ほとんどの現代人は「いいえ」をつけてしまうような内容となっています。

つまり、ほとんどの現代人は自然欠乏症候群に該当していることになるのです。

自然欠乏症候群の処方箋

自然欠乏症候群の状態から脱するためには、自分がそうであるとまず「気づく」ことがポイントとなります。

当書籍では日常生活で自然と触れ合う機会が少ない現代人が「自然」を感じるための様々な処方箋を提示しています。そこには時間ごと、場所ごとに自然に触れることでどのような効果が得られるのかが解説されていますので、実際に実践する際には大いに役立ちます。

【ヒトコト】

当書籍を読んでいくと私自身も自然環境に触れた後は元気になっていたことを思い出しました。

もしかしたら私自身が自然欠乏症候群であったのかもしれません。意識的に自然環境に触れる機会をつくることが、心身の健康にとても重要であることを改めて再認識しました。

季節の移り変わりが分かりやすい公園への散歩などで、日頃から「自然」に触れるようにしてみてはいかがでしょうか?



井齋 偉矢『西洋医がすすめる、カラダが瞬時に蘇るサイエンス漢方』

2015年05月25日 [ 書籍 ]



(SBクリエイティブ,2014)730円(税別)

一般的な漢方薬には「伝統的」「身体にやさしい」「じっくり効いてくる」といったものや「陰陽論」「五行説」「気血水」「証」などの専門知識が難しそうというイメージがあるのではないでしょうか。

実は漢方薬の専門知識は後付けされた理論であり、本来、それらがなくても漢方薬は簡単に処方できるというのが、著者の提唱する「サイエンス漢方処方」です。

サイエンス漢方処方には2つのポイントがあります。1つは漢方薬のイメージと現実について。漢方薬は効くまでに時間がかかると思われがちですが、使い方次第で速効性があるということ。

もう1つは現代医学の考え方で、医師であれば誰もが簡単に効果的かつ安全に漢方薬を処方できるということです。

当書籍ではサイエンス漢方処方に基づき、症状別に処方される漢方薬名や飲む量、タイミングなどが解説されています。


ポイント

病気の初期に効かせるポイント

漢方薬の処方は「1日3回に分けて」が一般的です。それに対し、サイエンス漢方処方の特長は病気の初期段階において漢方薬を増量し「効かせる」ことにあります。そもそも日本の漢方薬の処方量は中国に比べて少なく、1/3~1/5の量であり、増量しても問題がないと書いています。もちろん薬によって増量可能な上限は異なるそうですが、一例として挙がっている「小青龍湯」の場合は、日本の処方の2倍量でもまったく問題がないとのことです。

漢方薬しかできない4つの働き

また漢方薬にしかない働きとして以下の4 つが挙げられます。

1つ目は免疫機能を正常化し、身体に本来備わっている「治る」力を高める働き。

2つ目は全身の血液の流れをよくする働き。

3つ目は細胞内の水分を調整する働き。

4つ目は身体の芯を温めて、手足にも熱が行き渡るようにし、冷え症を治すようにする働き。

これらは西洋薬にはないもので、漢方薬の優れた面であるといっていいでしょう。

【ヒトコト】

当書籍では「疲れ」、「弱り」、「不足」、「冷え」の4つの症状について具体的な処方( 漢方薬名と用法・容量など) が解説されています。

この解説が初心者にも分かりやすく、当書籍の特長といっていいでしょう。

漢方薬にご興味のある方は一読してみてはいかがでしょうか?



深井 良祐『なぜ、あなたの薬は効かないのか? 薬剤師しか知らない薬の真実』

2015年05月25日 [ 書籍 ]



(光文社,2014)760円(税別)

普段、飲んでいる薬のことをどれだけ知っているでしょうか?
今回紹介する書籍は薬剤師である著者が一般の方に向けて書いた1冊。

薬の役割やなぜ効くのか、さらには先発医薬品とジェネリック医薬品の違いなど、薬のことを多岐に渡って解説しています。この1冊を読めば、一般の方でも薬の知識について広く浅く分かるようになります。


ポイント

薬の役割について

薬は「病気の症状を抑える物質」であり、決して病気を根本から治すものではないというのが著者の考えです。そのため、病気になったときは、人体に備わっている自然治癒力で治していくことを主とし、あくまで薬は症状を抑えるためのものというのが、著者の考える基本的な薬の使い方になります。

薬の副作用について

薬の主作用と副作用は表裏一体のため、副作用のない薬は存在しないとのことです。

薬を使う上で大切なことは「副作用を抑えながら、薬による有益な作用をいかに引き出すか」ということになります。副作用など薬を飲むときに不安がある場合、薬剤師に相談することが大切と著者はアドバイスしています。

体内の薬の動きについて(薬物動態)

薬は「吸収」「分布」「代謝」「排泄」の4つの動きによって構成されています。

体内に入った薬はまず腸内で「吸収」され、次に血液を介して全身に「分布」します。「分布」とは有効成分を目的臓器に到達させ、作用させることです。

薬は異物のため、「分布」した後、「代謝」され、最後に体外に「排泄」されます。「代謝」「排泄」のおかげで時間経過とともに体内の薬物濃度が減少していくのです。

この動きがないと体内の薬物濃度は減少されないため、副作用がより現れやすくなります。

「吸収」「分布」「代謝」「排泄」の4つの動きがしっかりと働くことで薬は安全に使えるようになるのです。

先発医薬品とジェネリック医薬品の違いについて

ジェネリック医薬品=先発医薬品の価格が安くなった薬というイメージがあると思います。ひと口に特許といっても特許には薬の有効成分である「物質特許」、コーティングなどの製剤的な工夫の「製剤特許」、先発医薬品が持つ特殊な使い方である「用途特許」の3 種類があります。

先発医薬品メーカーはそれぞれの特許申請時期をずらして特許取得をすることによりジェネリック医薬品メーカーに完全に真似されないようにしているのです。

ジェネリック医薬品は物質特許切れにより有効成分は真似できたとしても製剤特許が切れていないため先発医薬品とまったく同じ薬をつくることができないこともあることを知っておくといいでしょう。

【ヒトコト】

薬の知識を広く浅く学ぶことで、薬との上手な付き合い方が分かるようになります。

薬学というと専門知識が必要に思われますが、初心者にも分かりやすく解説しているので薬学の入門書としても利用できますのでお勧めいたします。



三井 弘『体の不調は「首こり」から治す、が正しい』

2015年05月25日 [ 書籍 ]



(SBクリエイティブ,2015)760円(税別)

パソコンやスマホなどの普及に伴い、肩こりならぬ「首こり」が原因で体調不良を訴える人が増えてきています。

今回紹介する書籍は、首こりがあらゆる不調を招く「万病の元」であることを明らかにし、首こりの原因やその改善策などを解説しています。

たかが首こりと軽く見てはいけないことがよく分かる1 冊です。


ポイント

首こりになる原因

日本は世界一首の悪い患者が多い国とのこと。首こりの一般的な原因として、以下のことが挙げられています。

  1. 日本人が欧米人に比べ、骨格が小ぶりで首が弱いため。
  2. 畳などの床に座る和式の生活様式により、首を上下に酷使しているため。
  3. パソコンやスマホの普及で首を前に曲げる機会が多くなって、必要以上に首への負担が増え、首の酷使に拍車をかけているため。

この他にも注意しなければならないのが、しつこいこりや痛みがある場合です。

このような場合、真の原因にがん(主に肺がん、前立腺がん、乳がんの3つ)やリウマチ、結核といった別の病気が隠れているケースもあるので、著者は専門医に診てもらうことを勧めています。

首こりが原因の症状

首こりが原因となっている症状は心身ともに多岐に渡っています。

というのも首を通る脊髄には自律神経が通っているためです。首を酷使すると自律神経に不具合が生じ、心身に以下のような症状として現れます。

身体的不調

肩や背中のこり、頭痛、めまい、ほてり、微熱、耳鳴り、動悸、吐き気、便利や下痢、食欲不振、全身倦怠など。

精神的不調

イライラ、不安感、無気力、気分の落ち込み、激しい感情の起伏、集中力の低下、記憶力の低下など。

このような症状を発症しないためにも日常的に首を労わることはとても大切なのです。

早期に改善、予防策を

首こりには「肩こり」→「頭痛・めまい」→「しびれ」という3 段階の進行サインがあります。

しびれまで進行するとかなり深刻な状態となりますので、その前の肩こりや頭痛・めまいの段階で首こりを改善し、再発しないように予防することが必要となってきます。

代表的な方法として挙げられているのはよい姿勢を保つこと。

よい姿勢を保つことで重い頭を効率的に支えて、首への負担を軽減することができるのです。

加えて、身体に筋肉をつける、立ったり座ったりとこまめに動き回る、首の矯正と疲れを取るために「大の字」で寝るなど日常生活でできることが当書籍には多く書かれています。

【ヒトコト】

首こりがいかに多くの症状の原因となっているかがこの1 冊で分かります。

デスクワークなどで首に負担をかけている方や、身体の不調を感じて、さらに首にこりや痛みがある方にはおススメです。



生田 哲『がん治療の最前線―もしあなたや大切な家族ががんと診断されたらどうすべきか』

2015年05月25日 [ 書籍 ]



(SBクリエイティブ,2015)1,100円(税別)

当書籍の著者は薬学博士。アメリカの大学に渡り、研究を続け、イリノイ工科大学の准教授を経て、現在はライフサイエンスライターとして活躍しています。

ガンの治療法というと手術、放射線、抗ガン剤の三大療法がイメージされると思います。

実はこれら以外にも栄養療法、運動療法、代替療法、免疫療法などの治療法があることをご存知でしょうか?
当書籍では最新の科学的論文を基に、ガンのメカニズムや三大療法以外の治療法(とくに栄養療法)にページを割いて、治療効果がより上がる可能性が高い情報をわかりやすく紹介しています。


ポイント

血管新生を抑えることが大事

当書籍ではガンの発生と増殖のメカニズムについてわかりやすく解説しています。

ガン細胞はブドウ糖をエネルギーとして増殖します。そのために自ら血管をつくり出して、血液で運ばれてくるブドウ糖を自身に引き込みます。これを「血管新生」といいます。血管新生を抑えることは、ガン細胞を兵糧攻めにするだけでなく、増殖を抑える効果もあるのです。

三大療法に加えて有効なのが栄養療法

血管新生を抑制する抗ガン剤が開発されましたが、予想以上に副作用が強いことが判明しました。

そこで当書籍では、抗ガン剤や手術といった従来の治療法と併用でき、まったく副作用がない治療法として栄養療法を紹介しています。血管新生抑制に効果がある食材としてキノコ類、ベリー類、フコイダン、青魚(オメガ3)などを挙げている他、ガン治療全般に役立つ多くの食材を紹介しています。

医学界はなぜ新しい治療法を認めないのか?

当書籍では栄養療法が医学界で無視される原因を5つ挙げています。

1つ目は効果が出るまでの期間が長いこと。

2つ目は薬を処方する現在の医療体制が、変化を好まないこと。

3つ目は人々がすぐに効く薬を求めること。

4つ目は医師に対して、製薬会社の非常に強力な販売戦略があること。

5つ目は医学教育において、栄養療法の分野に重きが置かれていないこと。

そのため、主治医が自分の求めることと違う治療を勧めた場合、セカンドオピニオンの採用や主治医を変更することも必要であると著者は述べています。

【ヒトコト】

既存の治療法と一緒に、免疫力を高め、抗ガン作用のある栄養療法を採ることで、ガン治療の効果が高まる可能性が解説されています。もちろんガン予防のためにも栄養療法の考え方は役立つので、日常生活の中で活用してみてはいかがでしょうか?



坪田 一男『1日6時間座っている人は早死にする!』

2015年05月25日 [ 書籍 ]



(ベストセラーズ,2013)743円(税別)

座りっぱなしで、身体を動かさない生活のことを指す「セデンタリー・ライフスタイル」という言葉をご存知でしょうか?WHO(世界保健機構)によると、タバコ、不健康な食事、アルコールの飲みすぎと並んで、ガンや糖尿病、心血管障害、慢性呼吸器系疾患を引き起こす原因となり、年間およそ200万人が亡くなっているといわれています。

今回紹介する書籍では、身体を「動かす」ことの大切さを解説している1冊です。


ポイント

座りっぱなしの生活は、病気を引き起こす原因に

WHOでは「1日10時間以上座っている人は、1日4時間以下の人よりも病気になるリスクが40%高くなる」と発表しました。座り続けると血液の循環が悪くなります。さらに血管壁に軽い炎症が発生し、血管壁を傷つけます。結果、血栓ができ、それが血管内で詰まると、脳血管障害や心疾患などの血管疾患を引き起こすというのです。

また、『ランセット』という権威ある医学誌に「毎日15分間、早歩きなどの中等度の運動をする人は、まったく運動しない人に比べて死亡リスクが14%減り、寿命が3年延びる」と発表されました。

そのため、著者は身体を動かすことを勧めています。

運動で脳も鍛えられる

身体を動かす効用は左記以外にもあります。

それは年齢を重ねるごとに減り続けると思われてきた脳細胞についてです。実は最近の研究から、運動することで脳細胞は増えることがわかってきました。

ジョギングなどの有酸素運動は、脳の海馬にある幹細胞を次々と誕生させます。さらに筋肉を収縮させる運動をすると、脳の成長を助けます。

運動により、脳の能力はアップし、年齢を重ねても今まで以上に学習、記憶、思考、感情のコントロールがうまくできるようになるとのことです。

運動を長く続けるための3つのポイント

健康のためとはいえ、先にも書きました「毎日15分間、早歩きなど」の運動でも「続ける」ことは大変。

そこで当書籍では運動を続けるためのポイントを3つ挙げています。

  1. 自主性を持つこと。「他人から言われた」からではなく、ダイエットなどの目標を持って行うようにしましょう。
  2. 関係性を持つこと。一人だとなかなか運動は続きませんので、一緒にやれる人を見つけるようにしましょう。
  3. 能力に合わせること。無理をせず、自分の身体能力に合った運動から始めるようにしましょう。

これらのポイントを実践することで継続的に運動ができるようになっていきます。

【ヒトコト】

日々、あまり体を動かしていない人には、ちょっと耳が痛い内容です。しかし、今までより少しでも運動をすること、さらに続けていくことで身体の不調が改善されていくことがわかります。最近、身体を動かしていないなと思われる人は、これをきっかけとして、実践してみてはいかがでしょうか?



山口 仲美『大学教授がガンになってわかったこと』

2015年05月25日 [ 書籍 ]



(幻冬舎,2014)800円(税別)

著者は明治大学元教授。大腸ガン、膵臓ガンと二度のガン闘病経験を踏まえて、病院を選ぶとき、ベッドの空がなくて入院できないとき、抗ガン剤をやめたくなったとき、主治医と合わないときなど、闘病生活の節目で出てくる様々な問題をまとめた実用度が高い1冊。


ポイント

病院を選ぶときのポイント

著者は「選んだ病院によって生死が分かれることがあるといっても過言ではない」と説いています。

そのため、書籍やネットなどで病院の評価を調べた経験から、選ぶポイントを5つ挙げています。

  1. 手術数が多い病院かどうか?
  2. どんな術式の手術が多い病院なのか?
  3. ガン治療の拠点病院かどうか?
  4. 評価はどうか?
  5. 自分の家から通いきれる距離の病院かどうか?

これらを病院選びの判断材料の1つとして活用してみてはいかがでしょうか。

満室で入院できないときは?

人気でなかなか入院できない病院の場合は、主治医に「私はいつ入院できるのでしょうか?」と問い合わせることで、主治医も積極的にベッドの空を探してくれるそうです。

また、入院時には差額を払ってでも個室を勧めています。その理由は「自分専用のトイレ」があること。術後の経過をみるため、出血、尿、おなら、便などのチェックの度にトイレに通いつめます。加えて術前・術後は気分が悪いことが多く、トイレで吐くことも。個室以外は共同トイレ。移動も大変なうえ、先客がいると尿意や便意を我慢しなければならず、かなり身体に堪えるそうです。他にも個室ならではのメリットが列記されています。

抗ガン剤をやめたくなったら?

著者が信頼できる医師にもらったアドバイスは「抗ガン剤治療に経験の深い腫瘍内科の専門家と、とことん話し合って抗ガン剤を使うメリット、デメリットを把握する」ということ。

抗ガン剤治療を相談できる医師は、日本臨床腫瘍学会のサイト「がん薬物療法専門医」の「がん薬物療法専門医名簿」から探せます。

また、抗ガン剤治療の主導権は患者にあるため、デメリットの方が大きい場合は、患者側からやめることができることを知っておくといいとのことです。

主治医と合わないときどうするか?

著者は主治医とのコミュニケーションがうまくいかず、大きなストレスを抱え、転院しました。この体験から、ガン治療は医師任せにせず、主治医を替えても自分の納得する治療や的確な指標を示してくれる医師を探すことを勧めています。

【ヒトコト】

当書籍は著者の貴重な体験をまとめたもので、他にもガンと闘う患者のために必要な知恵が数多く解説されています。万が一、ガン治療を受けることになったときには、色々と参考になることが多いので一読をお勧めいたします。



宇多川 久美子『薬剤師は薬を飲まない』

2015年05月25日 [ 書籍 ]



(廣済堂出版,2013)800円(税別)

多くの人は「薬で病気が治る」と思っているのではないでしょうか?実は慢性疾患において、薬は「症状を抑えるだけのもの」という事実を書いたのが当書籍です。著者は薬剤師ですので、その言葉は非常に重いものです。

さらに薬は合成品であり、プラスチックや合成繊維、農薬、化学肥料などと同じであるとも言及しています。とくに強調しているのは合成品である薬を飲み続けることの弊害です。


ポイントとしては以下の3つに集約されます。

  1. 副作用の怖さ。
  2. 健康にとって必要な体内の「酵素」を無駄遣いすること。
  3. 子宮頸ガンワクチンなど誤った使い方による身体へのダメージ。

これらについて詳しく解説するとともに薬を飲まないような生活を提唱している1冊です。


ポイント

酵素が無駄遣いされると

酵素は代謝、消化、排泄などすべての生命活動に関与し生きていく上で必要不可欠な栄養素です。体内でつくられる酵素は限られています。薬を飲むことで通常よりも多くの酵素を消費し、本来、代謝に回るはずの酵素が少なくなり、代謝が悪くります。代謝が悪くなれば体温が下がり、免疫力も下がります。薬を飲み続けることで症状は抑えられますが、身体本来の健康メカニズムを壊してしまうという面もあると書いています。

抗ガン剤の怖い働き

著者はどの抗ガン剤にも共通して「免疫を抑制する強い作用」があると書いています。

ガン細胞の増殖を抑制するためには人体に備わっている免疫力を高めることが必要ですが、一方で抗ガン剤はそれを台無しにしてしまうという衝撃の事実を解説しています。

【ヒトコト】

病院で診察され、薬局で処方される薬ですが、飲む前に医師や薬剤師に色々と確認してみましょう。薬も健康になるための1つの手段です。自分で理解、納得できるようにして、正しい認識のもとで活用するようにしましょう。



さくら道国際ネイチャーラン250kmを代表田中が3年連続で完走!

2015年04月20日 [ 霊芝を飲んで走る社長 ]


代表田中写真

代表田中が2015さくら道国際ネイチャーラン250kmに出走し、3年連続の完走を果たしました!

さくら道国際ネイチャーランとは、名古屋城から金沢の兼六園までの250kmを制限時間36時間以内に走りぬく、超長距離走の「ウルトラマラソン」。代表田中はこれを34時間53分でゴール!

応援してくださった皆さま、本当にありがとうございます!日ごろから飲んでいる霊芝もきっと力になったことでしょう。



皇帝も愛したキノコ、霊芝

2015年02月23日 [ ニュース ]


中国にて巨大な霊芝が展示されました。

鄭州(ていしゅう)古道石刻博物館に直径1.5メートル、重さ12キロの巨大な霊芝(レイシ)が展示されたことが、中国大陸メディアにより報道された。博物館の郭(かく)館長は、この巨大な霊芝はベトナムの原始林から採収されたもので、年輪状の紋様から推算して200年を超える代物だと説明している。このような100年を超えるほどの古い野生の霊芝は、非常に珍しいそうだ。

「大紀元」2015年2月23日7:00掲載(翻訳編集・薗田)

直径1.5メートルとは、驚きの大きさですね!およそ中学1年生の平均身長です。
一度実物を見てみたいものです。

このニュースにもある霊芝は、昔から珍重されてきた和漢の伝統的健康素材です。「さるのこしかけ」という俗称で呼ばれていたこともあり、その方がピンとくる方も多いのではないでしょうか。

近年、人工栽培が成功したおかげで、日本でもサプリメントなどで手軽に摂取できるようになりました。しかしそれ以前は、自生している霊芝を見つけるのが非常に難しく、今よりさらに希少価値の高いキノコだったのです。そのため霊芝を手にできるのは、宮廷をはじめとした、ほんの一握りの一流階級の人々のみ。

その希少さを物語っているエピソードのひとつに、こんなものがあります。中国で霊芝が皇帝に献上された際、大赦令が出て、宮廷を上げた祝宴が開かれたという話です。実際に、そのときに皇帝だった前漢の「武帝」が作った「霊芝の詩(作芝房之歌)」も『漢書・武帝記』に残っています。

記事にある『神農本草経(しんのうほんぞうきょう)』は、およそ1800年前に書かれた中国最古の医薬書。1800年前の人々の健康を支えてきた霊芝が、医学の発展した今でも飲み継がれているのには、理由があるのではないでしょうか。



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